僕の同級生で幼馴染みの紀子が、結婚式の前夜にその報告に来た。


紀子とは、母親がともに看護婦で同じ病院に勤めていたことから、小さい頃から小学校の3年生くらいになるまで、お互いに(非番の方の親に)預けられていた関係で、兄妹みたいな感じだった。


紀子は、目が大きくて、小さい頃から可愛いと人気者だった。

幼稚園か小学校1年の頃、一緒にお風呂に入ったこともあった。


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紀子は一人っ子で、父親のしか知らないはずだったが、僕のを見て「大きいね~」と、しきりに言っていた。

僕はちょっと恥ずかしかったが、紀子には秘かに恋心のようなものを感じていたので、何故か嬉しくも感じた。

そんな紀子と、再び一緒に風呂に入ったのは、小学校6年の夏休みだった。

当時、お互いの親ともいない日は、彼女の家に遊びに行ったり勉強(夏休みの宿題)をしたりしていたが、その日はとても暑い日で、宿題が手に付かなかった。

そのうち、彼女が「暑いときは水風呂に入ると気持ちいいよ」と言い出し、「ねえ、昔一緒に入ったよね?覚えてる?また一緒に入ろうよ」と言った。


そのとき、僕はかなり動揺した。


今と違って昔の子供(昭和の話です)は成長が遅かったとはいえ、紀子は、5年生の終わり頃にはもう胸が膨らみ始めていたし(体育着を着るとわかった)、6年生になると普段着でもその膨らみがわかるくらいになり、その日もTシャツ越しに胸の隆起がはっきりわかるぐらいだったから。

紀子は、言い出すと聞かないというか、ちょっと強引なところもあったので、結局一緒に風呂に入ることになった。





水風呂とは風呂のお湯に水を足してぬるくしたもので、まあ温水プールのような感じのものだった。


服を脱ぐときは、「恥ずかしいから見ないで~」といい、先に脱いで入ってしまった。

彼女は湯船につかると「いいよ、入っても」と言った。

僕は、手を前にやって隠して入った。


湯船で向かい合った紀子は、胸の前に手を組んでおっぱいを隠していたが、中途半端な組み方のため、かわいいおっぱいが湯の中で揺れていた。

僕のは、もう勃起してしまっていた。


紀子は、「ねえ、隠しっこしないで、『せいの』で手を後ろに組もうよ」と言った。


僕は勃起したのを見せるのが恥ずかしかったが、それよりも彼女の裸に対する好奇心が勝った。

そして、風呂のふちに腰掛けてから、「せいの」で後ろ手にした。


お互い食い入るようにその裸に見入ってしまった。


紀子のおっぱいは、まだ手のひらに収まるほどの膨らみでしかなく、その先端の乳首は大人のものとは違い、乳輪と一緒のままで円錐のように飛び出していた。

紀子は紀子で、僕のものに見入ったまま、ちょっとかすれたような声で「すごい、大きいね~。

これ、勃起っていうんでしょ?」と言った。


僕は喉がカラカラだった。






紀子は、「ねえ、さわってもいい?私のもさわらしてあげるから」と言った。


紀子の手が僕のに触れると、あそこがビクッとしたように脈打った。

僕は精通はまだだったが、いく感じ(ピクピクする)はもうあった。

彼女の小さな手が触れるたび、全身に快感が走った。

そして、今度は僕の番になり、そっと彼女のおっぱいに手を伸ばした。

彼女の膨らみは思ったよりも弾力があり、円錐のように飛び出したおっぱいの先端(乳輪)は、裏にしこりのような硬さがあった。


そこを触ると彼女は「そこは少し痛いの。

だから優しくして」と甘えるように言った。

そして彼女は「ねえ、赤ちゃんみたいに吸ってみてよ」と言った。


僕は、小さな乳首に唇を寄せた。

今度は、彼女がビクっと反応した。


「キャ、なんかくすぐったい」

僕は、かまわず夢中になって吸った。

本当の赤ちゃんのように。

始めはキャアキャア冗談ぽく笑っていた彼女だったが、そのうち「ん~、ぁ・・」と声にならないような溜息を漏ら始めた。


今と違って、エロ情報が氾濫していたわけでもなく、標準的な小学生だった僕は、SEXのこともオナニーのことも知らなかった。

ただ、あそこを床に押し付けて足をバタバタさせているうちに、ピクピクいく感覚が気持ちよいことは低学年の頃から知っていた。

それは彼女も同じで、当時は女子だけ(初潮があるから)性教育を受けていたが、SEXに関する知識は同じようなものであった。

でも、彼女も机の角にあそこを押し付けて、足をバタバタさせると気持ちよいのは知っていたようで、時々教室の机でもやっていたのを知っていた。

(その時は何をしていたのか理解できなかったが。


風呂からあがった紀子は、今までにもオナニーをしていたこと(あそこを机に押し付けて気持ちよくなる話や、乳首をそっと触ると、ビクッと快感が走り、乳首が起つ話)などを話した。

そして、さっき風呂で触られたり吸われたりした時は、一人で触るときの何倍も気持ちよかったことを話した。

そしてまた二人は、お互いの体を愛撫しあった。


いくら子供といえども、一度快感を覚えると、もう止められなかった。

そうして、僕と紀子は、夏の間何度もお互いを愛撫しあった。

じきにおっぱいだけでなく、彼女のリクエストであそこも触るようになった。

(僕はまだ子供だったからか、おっぱいをいじる方が好きだったが・・・。


小学生のくせに、紀子のあそこは愛液で濡れていた。

(当時は、それが何かよくわからなかったが。


また、お盆に家族で海に出かけたあとの彼女は、スクール水着の日焼け後と白い肌、そして白い部分に浮かび上がった日焼け跡と同じ色の乳首(乳輪)が、今まで以上に僕の欲情をそそり、一日中裸で過ごしたりもした。

紀子との秘かな遊びは、2学期になって学校が始まってもこっそりと続いた。

紀子は、どうやったら子供ができるかとか、性教育で受けた話をし、二人で真似てみるようになった。

はじめは、先っぽだけしか入らなかったが、何度目かで成功した。

僕も精通はまだだったし、彼女も初潮はまだだった。

だから、子供はできないから大丈夫だった。


そんな彼女との熱い関係は、じきに学校中に知れ渡った。

もっとも、初潮も精通もまだの二人が、まさかSEXをしていることなど誰も知らなかったようだが、紀子は学校で「◯◯の奥さ~ん」と、かからかわれるようになった。

何となく、学校では疎遠になったが、週に一度、彼女の家でこっそり会って関係は続いた。

しかし、二人とも、それがいけないこと、隠れてコソコソすることに嫌気も感じていたし、何よりいつ親にバレないか常に心配していた。


そして、僕は中学は私立に行くことになった。

その中学にあがる直前、紀子は初潮を迎えたことを話した。


そして、「これが最後だから」と言って、彼女の部屋でSEXをした。


僕のものは、彼女との愛撫やSEXで鍛えられたのか(?)、いつのまにかムケていた。

それは紀子も同じで、おっぱいの膨らみも直径が大きくなり、弾力性も増していた。

乳輪の尖りも以前より目立たなくなり、勃起していない状態でも、乳首がわかるようになっていた。

紀子との関係は本当にそれまでで、再び再会したのは成人式のときだった。

晴れ着姿の彼女は、驚くほどの美人になっていた。


当時、僕は彼女がいなかったが、何故か紀子とは殆ど話もしないで、そのまま別れてしまった。

その数年後、紀子は結婚の挨拶に来た。

本当に突然で、びっくりした。

何故彼女が挨拶に来たのかはわからなかった。

でも、今度こそ本当に遠くにいってしまうんだなあ・・・と感じた。


それから10年近く経ち、実家に帰ったときのこと。

紀子が、小学生らしき女の子を連れて買い物に来ている姿を、近所のスーパーで目撃した。

彼女に似て、かわいい子だった。

声をかけることはできなかった。


今も一人でいる自分が、何だか後ろめたく感じたからかもしれない。


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