自分が大学生だった10年くらい前の話。

僕は当時、地方大学のマイナーな学科に所属していた。


その学科は一般的に男子が多く、女性はほんの一握りということが多かったが、自分の代は3割が女性という少し特殊な学年だった。


その学科の同級生に小春という子がいた。


小春はそんなに背が高くはないが、スタイルが良く、非常に可愛かったので学科内でも目立つ存在だった。


そんな彼女だったので当然男子にも人気があったが、小春には彼氏がいたのでみんな撃沈していた。


かくいう自分も最初、小春に目が行ったが、ルックスも何も取り柄がない自分にはどうしようも無いのが現実だった。

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小春とは同じグループに属していたので遊ぶことも多かったが、みんなで騒ぐだけで、何もないまま月日は流れていった。


そして大学4年生になった自分は、希望したゼミに運良く入ることができ、偶然にも小春と同じゼミになった。


しかし、当時僕には付き合っていた彼女がいたので、何事もなく1年は過ぎていった。


その後、僕と小春は大学院に進学したが、小春の彼氏は就職して県外に出たため、小春は遠距離をしていた。


大学院での生活に慣れてきた1年目の夏、僕は付き合っていた彼女から一方的に振られ、ハンパなく凹んでいた。


みんなの前では極力明るく振る舞っていたが、小春にはそれを見破られていたようで、ある日小春に呼び出された。


小春から心配された自分は、正直に全てを話すことにした。


小春は最後まで黙って話を聞いてくれた。


ただ話を聞いてもらっただけだったが、誰かに話すことで救われるというのはこの事で、僕はこの日を境に明るさを少し取り戻す事が出来た。


それからというもの、僕は何かと小春に相談することが増え、小春も僕に話しかけてくれることが増えていった。


あまりの仲の良さに、ゼミ内で自分達が付き合っているんじゃないかという噂が立つほどだった。


しかし、小春には遠距離とはいえ彼氏がいたので、僕はどうすることもなかった。


月日はさらに流れ、大学院二年生の冬。


僕も小春も無事に就職先が決まり、論文作成でドタバタしていた時、僕は無性に酒が飲みたくなり、何となく小春を飲みに誘ってみた。


二人だけの予定だったし、当然断られると思ったが、小春もストレスが溜まっていたのか行くことを承諾してくれた。


飲みに行く日、僕は心ここにあらずの状態で1日を過ごし、その夜街に小春と飲みに行った。


小春は酒が強かったのでどんどん酒を飲み、僕もそのペースに何とか付いていっていた。


酔いが回ってきた小春は終始喋っており、僕は聞き役に徹していた。


この時の小春はいつにも増して可愛く、僕はこの時間がずっと続くことを願っていた。


しかし、無情にも終電の時間が迫っていたので、後ろ髪を引かれる思いで居酒屋を後にした。


ただ、このサシ飲みが小春も楽しかったようで、その後卒業まで幾度となく小春とサシ飲みをした。


小春には彼氏がいることを知っていたので何とも言えない背徳感があったが、小春と話したい、小春の笑顔が見たい、その一心だった僕は、その気持ちを抑えることが出来なかった。


そしていよいよ卒業まで残りわずかになったある日、僕達は最後のサシ飲みをした。


卒業後は違う道に進むことが決まっていたので、何とも言えない寂しい気持ちになったのを今でもよく覚えている。


小春もそのことを考えていたのか、終電が近づいてくると次第に元気が無くなってきた。


悲しそうな表情を浮かべる小春を見て、僕は何とも言えない気持ちになり、とうとう小春にずっと好きだったと唐突に告白した。


この時、小春は少し戸惑った表情を浮かべ、急に泣き出した。


話を聞くと、最初に悩みを打ち明けられた日から徐々に僕の存在が大きくなっていったが、自分には彼氏がいたので、どうしていいか分からなかったとのことだった。


小春からの思いもよらぬ告白を受け、僕は自分が言わない方が良かったのではないかと少し後悔した。


話を聞いている間に僕は終電を逃してしまい、途方に暮れていると、小春が家に来ないかと誘ってくれた。


一瞬いろんなことを考えたが、自分の理性を保てず、彼女の家にタクシーで向かった。


タクシーの中では何となく気まずい雰囲気になり、二人とも終始無言だった。


彼女の家に着くと、引っ越しが近づいているためか物はあまり無かったが、女の子らしい甘い香りがした。


小春はシャワーを浴びてくると行って、バスルームへ行った。


自分は横になり、この後どうするか悩んでいると、小春がバスルームから出てきた。


パジャマ姿の小春はいつもよりさらに可愛く、とてもスッピンとは思えないほどだった。


隣に横になった小春から漂ってきたシャンプーの良い香りに僕は我慢が出来なくなり、小春にキスをした。


そしてキスした次の瞬間、やってしまった・・・思わずそう思った。


僕の表情の意味するところを小春に見抜かれていたのか、小春は


「もう遅いよ〜w」


と笑っていた。


そこで僕の中で何かがプツンと切れ、僕は夢中で小春にキスした。


あの憧れの小春が今自分とディープキスをしているという満足感と、小春の彼氏に対する背徳感が入り交じる中で、僕は小春の胸に手を伸ばした。


小春は着痩せするタイプらしく、思った以上に胸のボリュームがあった。



徐々に漏れてくる小春の吐息を聞きながら、小春の乳首を口に含んだ。


次の瞬間、小春から悲鳴にも似た嬌声が漏れ、そのまま乳首を舌で転がすと、次第に蕾が硬さを増していき、僕は一層の興奮を覚えた。


そこから下の方に手を伸ばすと、小春の下着は既に湿っており、その中には温かい液体が溢れていた。


僕の指の動きと連動する小春の嬌声が一層僕の征服感を満たしていく。


小春への前戯の後、今度は小春が僕の乳首をチロチロと舐めてきた。


その後、下に移動し、僕のものを舐め始めたかと思うと、今度は小さな口で咥え、音を立てながらフェラをしてきた。


あの学科一可愛い小春が自分のを一生懸命に・・・、そう考えるだけでイッてしまいそうだった。


ただこの時、ある不安が僕の頭によぎった。


昼間の僕はこんな急展開を予想だにしておらず、ゴムを持ってきていなかったのだ。


小春の番が終わり、ゴムを持っていない旨を伝えると、小春は無言で突然僕の上に乗り、僕のものを中に入れ、腰を振り始めた。


あまりの展開に呆気に取られたが、初めての生の気持ち良さにあっという間に射精しそうになり、寸前のところで何とか堪えた。


そしてしばらくの間、嬌声を上げながら自分の上で上下する小春の美しい身体に見とれていた。


しばらく小春に頑張ってもらった後、今度は正常位でこちらから激しく突いた。


1ストローク毎に響く小春の甘い声と、適度な締め付けにより徐々に射精感が高まり、小春のうなされるような


「ああっ、気持ちいい!」


という言葉を合図に、僕は自分のを引き抜き、小春のお腹に発射した。


これまでの体験の中で最も気持ち良く、満たされた気分になった。


その後、小春を腕枕し、静かに寝息を立て始めた小春を眺めながら、朝まで二人とも泥のように眠った。


小春とは社会人になっても、しばらくそういう関係が続いた。


長文失礼しました。


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