高校の修学旅行の時の話。

ありがちだけど、夜に男子部屋に集まっていたら先生が登場した。


慌てて潜った布団の中に、中学の頃に好きだったAくんがいた。


当時私には別に彼氏がいて、既にAくんは過去の人(っていうか振られたから付き合えなかったし)だったんだけど、その前に色々語っていた段階でたくさんAくんと話ができた事は単純に嬉しかったし、恋愛話だったので、Aくんは私の恋愛における行動やらなにやらが可愛らしいと思っていてくれたようだった。


運の悪い事に、一部男子がタバコを吸っていて火を消すのが間に合わず、該当者は部屋から出され、扉の前で大説教大会が始まってしまった。


早くこの場を逃げ出して自分の部屋に帰りたかったけど、扉一枚隔てたところには先生がわんさかいる。


仕方がないから、皆息を潜めて各自が潜り込んだ布団の中に隠れてた。


私はと言うと、一応昔好きだった人が目の前にいるので恥ずかしくてずっと下を向いてた。


しばらく沈黙が続いたのだが、突然Aくんが私の首を指でひょいっと上げてキスをしてきた。


凄くびっくりしたけれど、声も出せないし、そのまま私を抱き寄せたAくんのなすがままになってた。


初めは小鳥みたいにツンツンするキスだったんだけど、そのうち舌を絡めるようになり、Aくんの息も荒くなってきた。


Aくんは私を仰向けにさせて、耳に息を吹きかけたり、首を舌でなぞったりしてきた。


その辺りが凄く弱い私は凄くドキドキしてきてしまって、何度も「ダメ・・・」と言ったけれど、聞き入れてもらえなかった。


当時彼氏とは1年ほど付き合っていて、たくさんHもしていたけれど、彼以外の人とは経験がなかった。


だから、余計ドキドキした。


当然罪悪感もあったけど、Aくんが耳元で


「さっきからずっとこうしたかった」


と言うので頭がボーっとなってしまい、だんだん何も考えられなくなった。


もっとも声が出せず、あまり動く出来ないので抵抗するにも出来ない。


調子に乗ったAくんは、私のTシャツに下から手を入れて胸を触り始めた。


中学の頃はどうしようもない貧乳だった私も、彼とのHのお陰なのか、その頃にはCカップくらいの胸にはなっていた。


Aくんが当時付き合っていた彼女はとても痩せていたので、その程度の大きさでも大喜び(?)だったようで、Aくんは


「凄く柔らかい」


「大きい」


と何度も呟いてた。


布団の中が凄く暑くて、その中で私にも聞こえるか聞こえないかくらいで囁くAくんの低い声に、私はますますぼーっとなった。


やがてAくんは、私のTシャツの中に顔を入れて、乳首を舐め始めた。


どうしても声が出てしまう私の口に、Aくんは


「これ噛んで」


とTシャツを押し込んだ。

元々ちょっとMっけがあった私は、それに凄く興奮してしまった。


その間も扉の外で説教は続いていて、他の皆は息を潜めていた。


ひょっとしたら他の布団でも同じような状況になっていたのかもしれないけど、誰も口にしなかったので分からない。


Aくんは私のGパンのジッパーを下ろして、指を滑りこませた。


当然、物凄く濡れていた。


ひとしきり触ると、Aくんは指を抜き、私の目の前でそれを舐めた。


同じコトは彼氏にもされた事が何度もあったけれど、昔好きで、しかも振られた人が「美味しい」と言いながら舐めてくれた事が、恥ずかしいような嬉しいような変な気分だった。


それからAくんは、私の手を自分の股間に持っていった。


Gパン越しに触るAくんのあそこはパンパンで、昔好きだった頃、男友達がふざけて


「Aのあそこはデカいよ、よかったな」


なんて言っていた事を私は思い出していた。


やがてAくんは我慢しきれなくなったのだろう、自分もジッパーを下ろすと自分のモノを取り出し、私に握らせようとした。


でも、私はびっくりして手を引っ込めてしまった。


彼氏以外のは見た事も触れた事もなかったから。


「ごめん」


と謝った後、もう一度触ってあげようとしたけれど、Aくんは


「いいよ」


と言って触らせてくれなかった。


でも


「その代わり・・・」


とAくんは言って、私のGパンを膝まで下ろし、くちゅくちゅと舐め始めた。






「お前のいくところが見たい」


と言って、凄く器用に舌を動かすので、ほどなく私はイッてしまった。


それでもAくんは許してくれなくて、クリが痛くなるほど舐められ、全部で3回イかされた。


やがて扉の外の説教は終わり、私は何食わぬ顔で友人と部屋に戻った。


次の日の夜、寝台列車で私達は帰途についた。


寝台車は当然男女別に車両が別れていたし、皆疲れ切っていたので、そのまま眠った。


私も彼氏 or Aくんが訪ねてこないかな、とちょっと期待したけれど、いつの間にか寝入ってしまった。


朝、妙に早く目が覚めてしまったので、寝台車の通路のイスを出して外を眺めながら同じように起きてしまった女の子と話していると、男の子たちがやってきた。


その中にはAくんもいた。


彼らも早く起きてしまったらしかった。


私は結構ドキドキしていたのだが、他愛のない話が続き、彼らは自分の車両に戻っていった。


去り際、Aくんは私に


「無理すんな」


と呟いた。


列車が到着するまでの間、私はずっと「無理すんな」の意味について考えていた。


何食わぬ顔で接していた事に対してなのか、彼氏への罪悪感に対してなのか……。


訳が分からぬまま列車は駅に着き、私達は解散した。


駅から家まではバスで帰る事にしていたのだが、荷物も多いし、という事で、数人ずつタクシーに乗り合わせる事になった。


今考えると絶対Aくんの策略なのだけど。


私はAくんと、もう1人の男の子と一緒に乗る事になった。


家の遠さは男の子<私<Aくんなので当然男の子が先に降りたのだが、その際、今度はうちの場所を伝えようとした私を遮るようにAくんは自分の家の場所を告げた。


それが何を意味するのか私は分かっていたけど、振り切って降りる事も出来なかった。


Aくんも緊張していたようで、2人でずっと手を繋いでいた。


タクシーはAくんの家のそばで私達を降ろした。


言うまでもなく、Aくんの家は無人だった。


部屋に入っても私達はほとんど口を利かず、気まずいままテレビを見たりしていた。


1時間くらいそうしていただろうか、Aくんが


「キスしてもいい?」


と聞いてきた。


咄嗟に私は首を横に振った。


昨日からずっと自分が動揺していたのが嫌で、こんな状況になってまで、これ以上苦しい思いをするのは嫌だと思ったのだ。


Aくんはそんな私を無視して舌を絡めてきた。


「ごめん、俺、もう無理・・・」


Aくんはゆっくり私をソファに押し倒した。


人間の体というのは、2度目であっても馴染んでくるもの?


Aくんは昨日よりずっと慣れた手つきで私の体をまさぐった。


「今日はいっぱい声を出していいよ」


「昨夜、眠れなかった」


私も幼かったから、そんなAくんのセリフにとろけそうだった。


彼氏があまりHの最中に声を出さない人だったので、新鮮でもあった。


「ここが弱いんだよね」


Aくんは私の耳から背中を執拗に舐め、胸をひたすら愛撫した。


そして


「今度は触って」


と自分のモノを握らせた。


私は、Aくんのがあまりに大きい事に驚いたが、夢中で擦った。


Aくんが


「好きだよ」


と言ってくれたから。
 昔、好きだった頃の気持ちが甦ったような気がした。


Aくんは立ち上がり、


「しゃぶって」


と言った。


実はこの時点でAくんは私のあそこに触れていなかった。


既に下着だけの姿だったし、腿のギリギリのところまでは触られていたのが、焦らすように頑なにあそこには触れなかった。


私も同じようにAくんを焦らそうと思い、腿の方からゆっくりと舐め上げていった。


腿が終わると顔を腿の間に挟んで、玉を口に含んだり、その周辺を舐めたりした。


Aくんは苦しそうに悶えていたが、意を決したように私の頭を掴み、強引に咥えさせた。


Aくんのあそこは本当に大きくて、むせそうだったけれど、私はむしゃぶりついた。


Aくんが頭を握っている事に凄く興奮した。


彼とのセックスでは体験した事のない興奮だった。


Aくんは私の頭を離し、


「続きは後で」


と言うと、今度は狂ったように私のを舐め始めた。


昨日もそうだったが、Aくんは舌先に力を入れて舐めるのでとてつもなく気持ちいい。


私は呆気無く何度もイかされた。


そして、Aくんが私の中に入ってきた。


大きくて大きくて痛い程だったけれど、奥まで当たってとても気持ちよかった。


初めは正常位で、次はバックで、嫌という程突かれた。


2人とも若かったから、1回果ててもすぐに求め合った。


一緒にお風呂に入って、そこでもHした。


計3回Hした後、Aくんが


「試したいものがあるんだけど・・・」


と言って、引き出しから箱を取り出したものは


「兄貴からお土産でもらった」


という葉煙草だった。


「上唇と歯の間に挟むんだけど・・・」


この時点で私の理性は完全に飛んでいたので、Aくんの言うがまま、葉をひと掴み挟んだ。






激しいセックスをした後だったし、元々薬の効きやすい体質だったのもあって、私は力が抜けたようになってしまった。


そんな私をベッドに横たえて、Aくんは執拗に体を舐め回した。


意志とは無関係に、体がピクピク反応した。


頭の中はセックスでいっぱいだった。


2人で狂ったようにお互いを舐め合った。


Aくんは徐々に力が入らなくなる私のあそこにこれでもか、と指を出し入れした。


結局何度イッたか分からない。


Aくんの家についたのは朝早くだったのに、ご飯も食べず、結局夕方まで快楽に溺れた。


でもその後、Aくんとは高校時代にはセックスする事はなかった。